photo:阿波根治 
 
日英交流400年記念事業
2013年 シアター・バビロンの流れのほとりにて
 

阿彌 『ネアンデルタールの森に雨は降っている』
10/31(木),11/1(金),2(土)…19:30
11/3(日)…17:00
 
ラナース・グループ 『窓辺の囁き』
11/9(土)…14:00,19:30
11/10(日)…14:00
 
※受付開始・開場は開演の30分前。開演直後は演出の都合上、入場をお待ち頂きます。
※ラナース・グループは各回の終演後に20分程のアフタートークを予定しています。
 
 

会場
「シアター・バビロンの流れのほとりにて」
※東京メトロ南北線「王子神谷駅」徒歩12分、〒114-0002 東京都北区豊島7-26-19
 
料金
一般前売 3,000円/一般当日 3,500円
学生前売 2,500円/学生当日 3,000円 ※要学生証
2公演セット券 5,000円 ※要予約
 
ワークショップの申し込み方法
件名を「ワークショップ受講希望」としてメールで必要事項をご連絡下さい。
恐れ入りますが通しの参加のみ受付とさせて頂きます。
①氏名、②年齢、③住所、④電話番号、⑤参加希望日
 
予約・お問合せ(東京バビロン)
http://www.tokyobabylon.org

Phillip Zarrilli
and The Llanarth Group

 
演出家フィリップ・ザリリを中心に結成。最高級の深層的なサイコフィジカル・トレーニングを通じて各国で演劇作品を創り出す、多国籍の役者・パフォーマンスアーティストから成る集団。
 
http://www.phillipzarrilli.com/

『Told by the Wind』
 
『窓辺の囁き』 -Told by the Wind-
 
キャスト:フィリップ・ザリリ、ジョー・シャプランド
ドラマツルグ:ケイト・オライリー

 
二人の姿、二つの命、多重な時空。心の風景を踊る作品。
東アジアの美学と西欧のポストドラマに啓発されたパフオーマンスである。
 
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ラナース・グループはサイコフイジカル演技論を共有するグローバルなアーテイスト集団である。公演には太田省吾作『水の駅』(2004)と『ベケット・プロジェクト』(2009)等がある。
 
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Phillip Zarrilli
フィリップ・ザリリ氏はアジア系武術を応用した演技指導者として国際的に知名度が高い。また演出家・役者でもあり、前衛劇場チャプター・アーツ・センターで公演を重ねている。
 
フィリップ・ザリリ/ワークショップ
 
日程:11/4(月),5(火),6(水)、18:00~22:00
会場:「シアター・バビロンの流れのほとりにて」
料金:全3回 5,000円(通しのみ)
 
※事前振込み。『窓辺の囁き』の公演を無料でご覧頂けます。恐れ入りますが通しの参加のみ受付とさせて頂きます。

阿彌 主宰:岡村洋次郎
 
日本古来の表現技術「観世流能楽」を取り入れ、役者や演出家の「自己表現の場」でなく、言葉を越えた「交流の場」を舞台上で実現している。その交流により観客の想像力を立ち上がらせる舞台を創り出す。
 
http://www.tokyobabylon.org/gekidan_ami.html

2009.3 『ア・ミ・ナ・ダ・ブ』

劇団阿彌PV(Youtube)
 
『ネアンデルタールの森に雨は降っている』
 
キャスト:岡村洋次郎、嶋津和子、中島理乃、坂入友里香、首くくり栲象(客演)
作・演出:岡村洋次郎

 
これは、自己分裂を繰り返し、
自己と他者が錯綜し、人格が消え、
時間と場の概念が崩壊して、
他界の風が吹き込む。
愛と破滅と救済の神話である。
 
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阿彌は、日本の伝統芸能<能楽>のエレメントから、独自の様式性を探求する現代演劇の集団である。
その「遅延」と「静寂」の舞台は、観客の無意識層まで浸透する、自己放棄の<現代劇詩>である。
 
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岡村洋次郎
阿彌主宰、劇作家、演出家、1948年生。竹内演劇研究所(故・竹内敏晴主宰)において「生命のレッスン」を通して舞台創造の根源に触れる。その後、故・観世栄夫(観世流能楽師)に師事。1994年阿彌結成。独自のレッスンと演技論を確立探求中。日本演劇史の流れの中にいない希有な存在である。
 
阿彌・岡村洋次郎/ワークショップ
 
日程:11/11(月),12(火),13(水)、18:00~22:00
会場:「シアター・バビロンの流れのほとりにて」
料金:全3回 5,000円(通しのみ)
-受付を締切ました-
 
※事前振込み。『ネアンデルタールの森に雨は降っている』の公演を無料でご覧頂けます。恐れ入りますが通しの参加のみ受付とさせて頂きます。
このレッスンは、本来の人間の交流とは何なのかを探究する端緒になるレッスンです。
阿彌(劇団)では、関係のドラマを生きるには、他者と深いところで交流出来る能力が、舞台に上がる前に、養われている必要があると考えています。
 
普段の名前のある他者から、無名の他者という存在。その未知なる他者への覚醒。それは一瞬一瞬甦ってくる新しい自己との出逢いとなるでしょう。今回はその「命のレッスン」の入口となるものです。また他者への扉を開けることは、豊かな感受性の、あるいは深い思考の開発にも、繋がってゆくように思います。
 
レッスン当日は、18:00までに、着替えを済ませて待機して下さい。17:30から開場しています。履物は必要ありません。裸足で大丈夫です。あるいは足袋や運動用上履きでも大丈夫です。見学の方も、運動出来る服装で参加して下さい。メインのレッスンに入るまでは一緒にレッスンを行って戴きます。その場を温めて、レッスンを深め、互いの精神的経験をシェアする為です。なお、三回のレッスンを通して受講出来る方のみ12名限定の募集になります。勇気ある挑戦をお待ちしています。
 
岡村洋次郎
 

  日英交流400年の記念行事として、岡村洋次郎主宰の劇団阿彌とフイリップ・ザリリ主宰のラナース・グループ(イギリス)はインターカルチュラル演劇プロジェクトを実行中である。その第一弾として今年はそれぞれの劇団の代表作を東京で公演する。2014年以降も新たな共同制作作品をイギリスと東京で上演する予定である。
 
音楽・音響:落合敏行/照明:三浦あさ子/劇団阿彌・衣裳:櫻井基順(MEME)/舞台監督:加古貴之/映像記録:たきしまひろよし(PLASTIC RAINS)/舞台写真:阿波根治(スタッフ・テス)/宣伝美術:和泉直樹(The能.com)/制作:坂本康郎/プロジェクトリーダー・翻訳:ボイド眞理子
 
助成:大和日英基金/協力:上智大学比較文化研究所/提携:東京バビロン